一生、自分の口でおいしく食べるための「予防歯科」

※上記写真内人物紹介
(左)ピーター・リングストロム教授
イエテボリ大学教授・スウェーデン王国公衆歯科衛生局専門官・日本スウェーデン歯科学会会長
(右)ステファン・レンバート教授
スウェーデン歯周病学会会長・ヨーロッパ歯周病学会 総長・日本スウェーデン歯科学会副会長
「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」は、かみむら歯科・矯正歯科クリニックをはじめとする歯科医院を展開する「医療法人社団マハロ会」の6つ目の歯科医院です。
開院の経緯、思いなどを理事長にインタビューしました。(2026/2)
上村英之の著書
日本抗加齢医学会専門医である理事長・上村英之が、歯科医療の視点から若々しさを保つ秘訣を伝授。
『専門医が教える 歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』『歯科革命3.0』をご紹介します。
お口の健康から全身の幸福、若々しさを守るためのノウハウが詰まった必読の2冊です。


所属団体
日本歯科医師会
埼玉県歯科医師会
越谷市歯科医師会
役職
一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長(2019年~)
越谷歯科医師会理事(16年~18年)
埼玉県福祉厚生部委員(16年~21年)
日本歯科医師会認定産業歯科医
県立越谷高校校医
社会福祉法人遍照会 東大沢保育園 園医
越谷市国民健康保険運営協議会委員(2017.1~2018.12)
社会福祉法人ラウレア会評議員
所属学会
日本抗加齢医学会/専門医
日本アンチエイジング歯科学会/認定医
日本歯科人間ドック学会/認定医
日本健康医療学会/認定医・健康医療コーディネーター
日本禁煙学会認定指導医
ドライマウス研究会/認定医
日本口臭学会 認定医
国際歯周内科学研究会
日本障害者歯科学会
日本スポーツ歯科学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
日本先進インプラント医療学会
日本歯科審美学会
埼玉県摂食嚥下研究会
しらこばと歯科研究会(スタディーグループ)
日本糖尿病協会/歯科医師登録医
Er:YAGレーザー臨床研究会
日本フィンランド虫歯予防研究会
マウスピース矯正マイスター育成研修全8回
インタビュー目次
- なぜ、越谷に「2つ目」のクリニックが必要だったのか?
- 開業以来貫いてきた「一生涯の主治医」としての約束
- 歯医者を「嫌なところ」から「五感で楽しむクリニック」へと変える意図は?
- 大学病院レベルの専門性を、地域で。それぞれのプロが連携する「チーム医療」の真価
- 歯並びを整えるのは、「人生100歳時代の土台」を創ること
- スタッフとの絆が、最高の治療を生む。マハロ会が大切にするスタッフへの想い
なぜ、越谷に「2つ目」のクリニックが必要だったのか?

マハロ会様はすでに越谷市内で「かみむら歯科・矯正歯科クリニック」を運営されていますが、今回あえて同じ市内に「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」をオープンされた理由を教えてください。
一番の想いは、「越谷の街を、日本一の『健口(けんこう)都市』にしたい」という決意にあります。
現在、歯科医療の役割は「痛くなってから削る」場所から、「生涯にわたって自分の歯を守り続ける」場所へと大きく変化しています。
越谷の皆さまに、より質の高い予防歯科や矯正歯科を身近に提供するためには、一つの拠点だけでは限界があると考えました。
現在、マハロ会のメインクリニックである、かみむら歯科・矯正歯科クリニックには1日に300人から400人という大変多くの患者様にご利用いただいております。
地域の皆さまから厚い信頼をいただいていることに心から感謝しておりますが、その一方で「予約が取りにくい」というお声をいただくことも多くなってきました。
そこで、越谷の皆さまがよりスムーズに、日常の延長線上でお口のメンテナンスを習慣化できる環境を整えたいと考え、このたび、せんげん台・西大袋再開発地区という新しい街に開院することを決意いたしました。

理事長

「2つのクリニックがあること」で、患者様には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
大きく分けて3つのメリットがあります。
1. 高度な専門連携と「情報の共有」
法人内で症例検討や最新技術の共有を密に行っています。
2拠点体制にすることで、一般歯科から高度なインプラント、専門的な矯正歯科まで、より多角的な視点での診断が可能になります。
2. 予約の取りやすさと急患対応
近隣にグループ院があることで、緊急時のバックアップ体制が強固になります。
特に新クリニックの開院により、予約の分散と枠の拡大ができるため、「困ったときにすぐ診てもらえる」という地域密着の歯科医院として譲れないポイントを強化できます。
3. ライフステージに合わせた一貫サポート
「ゆりかごから墓場まで」という私たちの理念通り、お子様の矯正から現役世代の予防、そしてシニア世代の訪問歯科まで、法人全体で一生涯のポートフォリオを組むことができます。

理事長

「健口都市」という言葉には、強いメッセージ性を感じます。
はい。
お口の健康は、全身の健康の入り口です。
越谷にお住まいの皆さまが、80歳、90歳になっても自分の歯でおいしく食事をし、笑顔で会話を楽しめる。そんな光景が当たり前の街にしたいと考えています。
「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」という名前には、赤ちゃんからご高齢の方まで、文字通り「みんな」が安心して集える場所にしたいという願いを込めています。
カフェのようにリラックスできる空間で、最先端の「噛む力」を守る治療を提供し、越谷から日本の歯科医療のモデルケースを作っていきたいと考えています。

理事長
開業以来貫いてきた「一生涯の主治医」としての約束

マハロ会様が20年前から掲げている「ゆりかごから墓場まで」という言葉には、どのような想いが込められているのでしょうか?
私たちは、単に目の前の虫歯を治すだけでなく、一人の患者様の人生に寄り添う「一生涯の主治医」でありたいと考えています。
その想いを形にしたのが、20年前から継続している包括的な歯科ケアの体制です。
「お口の健康を守る」ということは、人生のステージごとに役割が変わります。
まず、赤ちゃんに歯が生え始めたら、私たちの出番です。
フッ素塗布やシーラントなどの予防処置はもちろん、正しい歯磨き指導、そして将来の健やかな成長を支える「食事指導」まで徹底して行います。
幼少期から「虫歯にならない習慣」を身につけることは、一生の財産になります。

理事長

現役世代の働き盛りの方々に対しては、どのようなサポートをされていますか?
成人期において最も重要なのは「歯周病予防」です。
歯を失う最大の原因である歯周病を防ぐために、私たちは啓蒙活動に力を入れ、定期的なメンテナンスの重要性を詳しくお伝えしています。
忙しい毎日の中でも、当院へ定期的に通っていただくことで、生涯ご自分の歯で美味しいものを食べ、健康に過ごせる幸せを享受していただきたい。
そのためのパートナーでありたいと願っています。

理事長

そして、ご高齢になり通院が難しくなった方への「訪問診療」も、マハロ会様の大きな強みですね。
はい。20年前から私たちが最も大切にしている信念は「通えなくなっても、最期まで私たちがそばにいる」ということです。
お身体の状況などで通院が困難になった方のために、私たちは訪問歯科診療を幅広く展開しています。
特に、単なる治療だけでなく、食べ物を飲み込む力を診る「摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)」の分野では、日本でも数少ない専門医が対応しています。
最期までご自分の口から食事を摂り、人間らしい尊厳のある生活を支える。
この「訪問歯科への情熱」があるからこそ、外来の患者様に対しても「ずっと診てもらえる」という究極の安心感を提供できるのだと自負しています。

理事長
歯医者を「嫌なところ」から「五感で楽しむクリニック」へと変える意図は?

新しい「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」の外観は、まるでおしゃれなカフェのようです。この空間デザインに込められた意図を教えてください。
私たちの最大の願いは、歯医者を「痛くなってから渋々行く場所」ではなく、美容室やエステのように「自分を整えるために前向きに通う場所」へと変えることです。
カフェのような外観に込めたのは、通院の心理的ハードルを極限まで下げたいという「優しさ」です。
まず入り口でリラックスしていただき、予防の文化を地域に根付かせたい。
そのための第一歩が、このワクワクするような空間作りでした。

理事長

内装も非常にユニークで、特に「予防ブース」のこだわりがすごいとお聞きしました。
はい。
当法人のクリニックでは、治療を行うブースと、歯を守るための「予防ブース」を完全に分けています。
さらに、予防ルームは一室一室、異なるデザインの世界観を持たせています。
毎回違うデザインの部屋に通されることで、「今日はどんなお部屋かな?」というワクワク感を持って通院していただけます。
これは、予防メンテナンスを、自分への「ご褒美タイム」に変えてほしいという私たちの工夫です。

理事長

お子様向けの「キッズコーナー」も、一般的な歯医者のイメージを遥かに超えていますね。
お子様にとって、歯医者が「楽しい場所」になれば、一生お口の健康を守れる大人になれます。
ですから、キッズコーナーには徹底的にこだわりました。
滑り台やボールプールはもちろん、デジタルアートの「チームラボ」を導入するなど、子供たちが時間を忘れて遊び、ワクワクするような世界観を構築しています。
お子様が「早くあの歯医者さんに行きたい!」と言ってくださるような、通院そのものがエンターテインメントになる仕掛けを随所に散りばめています。

理事長

「楽しいから通う」ことが、結果として健康に繋がるのですね。
その通りです。
空間を楽しみ、リラックスして過ごしていただく。
その積み重ねが、お口の健康、ひいては全身の健康維持に繋がります。
「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」は、皆さまの日常を彩る、新しいスタイルの歯科医院を目指しています。

理事長
大学病院レベルの専門性を、地域で。それぞれのプロが連携する「チーム医療」の真価

「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」では、非常に多岐にわたる診療科目を掲げておられますが、その体制について詳しく教えてください。
私たちは、一般歯科や小児歯科、矯正歯科、口腔外科はもちろん、インプラントやインビザライン(マウスピース矯正)、さらには訪問診療や口臭治療まで、あらゆるお口の悩みに対応しています。
ここで最も大切にしているのが、「専門医の集団による『チーム医療』」です。
一人の歯科医師がすべてをこなすのではなく、各分野のスペシャリストがその高い専門性を発揮しながら、一人の患者様にとって「何が最善の選択か」を常に検討し、日々の診療に当たっています。

理事長

具体的に、どのような専門医の方々が在籍されているのでしょうか?
はい。
例えば「口腔外科」では、日本口腔外科学会の専門医・指導医であり、医学博士でもある歯科医師が担当します。
難症例の親知らずの抜歯や、口腔内トラブルに対して大学病院レベルの高度な判断が可能です。
また、「訪問歯科」においては、日本有病者歯科医療学会の専門医・指導医、そして日本摂食嚥下リハビリテーション学会の評議員などを務める医学博士が在籍しています。
持病をお持ちの方の歯科治療(有病者歯科:ゆうびょうしゃしか)や、食べ物を飲み込む「嚥下(えんげ)」のリハビリテーションについても、全国トップクラスの知見を持って対応しています。

理事長

「口臭治療」や「エイジングケア」についても、専門の先生がいらっしゃると伺いました。
その通りです。
口臭治療は、全国でも数少ない日本口臭学会の認定専門医が担当します。
デリケートな悩みだからこそ、確かな根拠に基づいた治療を提供しています。
さらに、お口から全身の若々しさを支えるために、日本抗加齢医学会の専門医も在籍しています。
このように、各分野を極めた歯科医師たちが連携することで、「マハロ会に行けば、どんな悩みも解決の道が見つかる」という安心感を持っていただけると自負しています。

理事長

これほどの専門医が揃った「チーム」での診療は、患者様にとって心強いですね。
ありがとうございます。
私たちは単なる歯科医師の集まりではなく、常に学び続ける「指導医」や「評議員」レベルのプロフェッショナルが揃っています。
このチーム医療体制こそが、越谷の皆さまに提供できる最高の医療品質であり、私たちの誇りです。

理事長
歯並びを整えるのは、「人生100歳時代の土台」を創ること

「究極の予防は歯並びから」という考えを掲げていらっしゃいますが、矯正歯科に対するマハロ会様のコンセプトを教えてください。
私たちは、矯正治療を単に「見た目を美しくする」ためだけのものとは考えていません。
歯並びを整えることは、一生涯自分の歯を残すための「人生の土台」を創ること、つまり究極の予防医療なのです。
歯並びが整うことで、磨き残しが減り、虫歯や歯周病のリスクが劇的に下がります。
100年続く人生において、お口の健康を守り抜くための「最大の守り」が矯正であると私たちは定義しています。
→「子どもの歯の矯正」のページを読む
→「大人の歯の矯正」のページを読む

理事長

最近はマウスピース矯正を希望される患者様も増えていますが、治療の選択肢についてはどのようにお考えですか?
現在は、従来のワイヤーによる「ブラケット矯正」だけでなく、「マウスピース矯正(インビザライン等)」にも非常に力を入れています。
大切なのは、どちらか一方を押し付けることではありません。
精密な診断に基づき、症例としてどちらが適しているかを見極めるのはもちろん、患者様のライフスタイルや審美的なご要望、お仕事の環境なども含めて、トータルで「一番良い選択肢」を提案したいと考えています。

理事長

マウスピース矯正の技術向上のために、組織として取り組まれていることはありますか?
マウスピース矯正は、非常に進化の早い分野です。
そのため、歯科医師だけでなくスタッフも含めたチーム全員で、外部講習への参加や院内勉強会を定期的に開催し、常に最新の技術と知識のブラッシュアップに努めています。
「どの歯科医師が担当しても、高いクオリティの治療が受けられる」という体制を整えることで、患者様に安心して人生の土台作りを任せていただけるクリニックでありたい。
その想いで日々研鑽を積んでいます。

理事長
スタッフとの絆が、最高の治療を生む。マハロ会が大切にするスタッフへの想い

マハロ会様は大規模な医療法人へと成長されましたが、理事長が技術や設備以上に大切にされていることがあると伺いました。
はい。私は、「人は宝」であると確信しています。
スタッフは単なる従業員ではなく、私にとっては「家族」であり、かけがえのない「宝」です。
歯科医療は、決して歯科医師一人で完結するものではありません。
受付、歯科衛生士、歯科助手、保育士、事務そして清掃スタッフまで、全員が一つになる「チーム医療」こそが不可欠です。
そのチームを支える土台は、法人の「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」という理念を共有し、お互いを心からリスペクトし合う企業風土にあります。
私がスタッフを家族のように大切に想い、接することで、スタッフもまた同じように私や仲間、そして何より患者様を大切に想ってくれる。
この「心の連鎖」が良い医療を生むと信じています。

理事長

具体的に、スタッフの方々との絆を深めるために行っていることはありますか?
マハロ会も今では大きな組織になり、以前のように全員の誕生日会を直接開くことは難しくなりました。
しかし、一人ひとりを大切に想う気持ちは変わりません。
現在は、スタッフ全員の誕生日に、ご自宅へホールケーキを贈らせていただいています。
そこには、私からの感謝を込めたメッセージを必ず添えています。
スタッフ本人だけでなく、それを支えてくださっているご家族にも喜んでいただけたらという願いを込めています。

理事長

そうした理事長の想いが、現場の雰囲気や患者様への対応にも現れているのですね。
そう願っています。
スタッフが心に余裕を持ち、やりがいを感じて働ける環境があってこそ、患者様に対して心からの笑顔と丁寧なケアを提供できるのです。
「越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック」においても、この温かいチームワークを大切にし、地域の皆さまが「ここに来ると安心する」と感じていただけるような、ぬくもりのある医療サービスを提供し続けてまいります。

理事長














