目次

1.口腔外科専門医・指導医による【顎関節症:原因チェック】こんな症状、ありませんか?
2.【口腔外科専門医・指導医が語る】当院の顎関節症治療
3.歯ぎしり・食いしばり
3-1歯ぎしり・食いしばりで使う治療法「ナイトガード」とは?
3-2専門医が教える本当に「正しいナイトガード(マウスピース)」選び
4.【比較表】あなたの症状はどのタイプ?
5.教えて!マモルグリーン「アゴが痛い」Q&A

1.口腔外科専門医・指導医による【顎関節症:原因チェック】こんな症状、ありませんか?

先生、顎関節症と診断される患者さんの実際の訴えはどんなことななんでしょうか?

「口を開けたときにカクカクする」「ポキッと音がする」など音だけの症状で、痛みは無い方が「顎関節症だから見て欲しい」と来院することが結構ありますが、実は音だけでは病気として扱いません。

マモルグリーン

え?音がする=顎関節症じゃないんですね?!

「音」と共に、「痛み」や「開口障害(かいこうしょうがい)」を認めたら「顎関節症」としての治療対象になります。
なぜ音だけだと治療対象にならないか?というと、なかなか治せないからです。
音が鳴る方は「関節円板(かんせつえんばん)」というクッションのようなものがズレているのです。

マモル
グリーン

治療対象になのかどうか、やっぱり専門の先生に診てほしいです!

そうですね、心配の種は、取っちゃった方がいいですね。
あと「アゴが痛い」という主訴(しゅそ)で来院される患者さんは結構多いですが、実は「筋肉痛」であることが結構あります。
咬む筋肉(閉口筋:へいこうきん)というのはいくつかありますが、一番力が強いのが咬筋(こうきん)で、ちょうどほっぺたの後ろの方にあります。
この辺りが痛いのは「筋肉痛」です。
また側頭部にも咬む筋肉があり(側頭筋:そくとうきん)、この辺りが痛くなることもあります。
「片頭痛と思っていたら顎関節症だった」なんてこともあります。

マモル
グリーン

2.【口腔外科専門医・指導医が語る】当院の顎関節症治療

昔は顎関節症といったら「マウスピース(スプリント)」を作って、噛み合わせで治療していましたが、
最近は「運動療法のみ」で治療をすることも多くなっています。
当院では、「歯ぎしりがひどそう」とか、「噛み合わせにも問題がありそう」というような症例で、適宜マウスピースを作成しております。

マモル
グリーン

3.歯ぎしり・食いしばり

「朝起きたらあごが痛い」
「口が開きにくい」
「すごくアゴが疲れている」
そのような症状がある場合、歯ぎしり・食いしばりをしている可能性があります。

3-1歯ぎしり・食いしばりで使う治療法「ナイトガード」とは?

寝ている間、知らず知らずのうちにしている「歯ぎしり」「食いしばり」の対症療法としてナイトガードが使われます。
ナイトガードには、下記の効果があります。

☑歯の摩耗・破折を防ぐ
☑詰め物・被せ物を長持ちさせる
☑顎関節症の軽減・予防

3-2専門医が教える本当に「正しいナイトガード(マウスピース)」選び

よく「ナイトガード」と呼ばれる、寝るときに歯が削れないようにするマウスピースを使用している患者さんがいますが、これは調整が非常に大切です。
他院で作ったもので、薄くてペラペラのものや、調整をほとんどしていないものを見ることが結構ありますが、それらは使うと害になることもあるので注意が必要です。
硬いタイプのマウスピースでしたら、調整に30分ぐらいかかることもあります。
それだけ「調整」が大切ということです。

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グリーン

4.【比較表】あなたの症状はどのタイプ?

下記の表はあくまでも「目安」です。
実際の心配事は、当院の口腔外科専門医・指導医にご相談ください!

症状のタイプ特徴主な原因
筋肉のトラブル噛む時に使う筋肉が凝って痛い。食いしばり、ストレス。
関節のトラブル関節内の「クッション(関節円板)」がズレている。あごの酷使、噛み合わせの乱れ。
骨のトラブルあごの骨自体が変形し始めている。長期間の放置、加齢。

5.教えて!マモルグリーン「アゴが痛い」Q&A

Q. アゴが鳴る、痛むのはすべて「顎関節症」ですか?

A. その可能性が高いですが、必ずしもそうとは限りません。
親知らずの炎症や、他の病気が隠れていることもあるので、自己判断せず受診をすることをおすすめします。

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グリーン

Q. 顎関節症の「運動療法」とはどんなことをするのですか?

A. 顎関節症の運動療法は、お口の開閉をスムーズにする&周囲の筋肉の緊張をほぐすためのリハビリテーションです。
主な内容は、下記の通りです。

開口ストレッチ:指を使って口を大きく開ける
トレーニング:あごを前後左右に動かして可動域を広げる
マッサージ:噛み合わせに使う筋肉をほぐす

ただし、自己判断は禁物です。
なにはともあれ、一度受診していただき、専門医・指導医の診査診断を受けていただくことをお勧めします。

マモル
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