その1:【症状・原因編】40代から始まる「むせる」「飲み込みづらい」は、お口の衰えのサイン

目次
- 【セルフチェック】その「ちょっとしたむせ」、放置していませんか?
- 「薬が飲み込みづらい」「むせる」は何が起きてるの?教えて!マモルイエロー|大久保先生
- マモルイエロー解説:のどの「ゴックン」はどういう仕組み? 食べ物と空気の分かれ道
- 「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を予防|お口の管理が命を守る
- 誤嚥(ごえん)の仕組み
1. 【セルフチェック】その「ちょっとしたむせ」、放置していませんか?
むせる・咳き込む:
食事中や食後に、よくむせたり激しく咳き込んだりする。
飲み込みにくい:
食べ物を飲み込むのに時間がかかる、または何度もゴクンとしないと飲み込めない。
口の中に残る:
食べ終わった後、口の中に食べかすが残っていることが多い。
食べこぼす:
口から食べ物や飲み物がこぼれてしまう。
ノドに違和感がある:
食べたものが喉につかえている感じがする。
どうでしょうか?思い当たる節はありますか?

マモル
イエロー
2. 「薬が飲み込みづらい」「むせる」は何が起きてるの?口腔機能低下症|マモルイエロー摂食嚥下専門医 大久保先生


先ほどの「セルフチェック」いくつか思い当たる節はあって・・・ショック。(泣)
ちなみに、お口の機能低下は、いつ頃から自覚されるものですか?
実は、40代から機能が落ち始めると言われています。

マモル
イエロー

えっ、40代からですか!?意外と早いですね。
そうなんです、ちょっとしたきっかけで気づくことが多いですよ。
「大きい粒の薬が飲みにくい」とか。

マモル
イエロー

他に、自分でも気づけるサインはありますか?
「歯科治療の水でむせる」のもサインです。
また、声がかすれるのも、ノドの筋肉が弱まり声帯が閉じにくくなっている現れかもしれません。

マモル
イエロー

口腔機能低下症とは?
加齢などにより、お口の周りの筋力や機能が少しずつ衰えていく状態のことです。
単なる「衰え」と見過ごされがちですが、進行し「オーラルフレイル」へと繋がるため、早期の発見と対策が重要です。
3. マモルイエロー解説:のどの「ゴックン」はどういう仕組み? 食べ物と空気の分かれ道
飲み込む瞬間は喉仏(のどぼとけ)が上がりますが、これを支える筋肉(舌骨上筋群:ぜっこつじょうきんぐん、下記画像>黄色背景の文字群)が衰えると、飲み込みが弱くなる、そしてむせやすくなります。

マモル
イエロー


す、すごい、こんなにいろいろな筋肉があるんですね!
それらの筋肉が連携して、気管に通ずるフタ「喉頭蓋(こうとうがい)」を一瞬で閉じる。
間違えて入ったときは、気管(下記の図>左の管)の外へ出そうと「むせる」んです。
一瞬で閉じる反射が鈍くなった=むせやすくなった、ということなんです。

マモル
イエロー

なるほど~そういう事なんですね。

4.「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を予防|お口の管理が命を守る

先生、誤嚥性肺炎は「むせる」「飲み込みづらい」と関係あるんですか?
誤嚥性肺炎は、摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)の中で一番怖い病気・・・食べ物や細菌が誤って肺に入り、炎症を起こす病気ですね。
特に怖いのは、むせずに肺へ入る「不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)」です。
ご本人が気づかないうちに進行するケースも多いんですよ。

マモル
イエロー

本人が気づかない?
加齢や病気によってノドの感覚が鈍くなると、気管に異物が入っても咳き込む反射が起こらなくなります。
お口を清潔に保つ「口腔ケア」と、飲み込む力を鍛えることが大切です。
当院で一緒に、美味しく食べ続けられるお口を守っていきましょう!

マモル
イエロー
5. 誤嚥(ごえん)の仕組み
誤嚥とはいったいどういうことでしょう?
まず「嚥下(えんげ)」の意味は・・・口の中の食べ物や飲み物を、ノドを通って胃へ送り込む「飲み込む」動作のことです。
誤った嚥下、つまり、胃でなくて気管・肺にに食べ物・飲み物が行ってしまうことを「誤嚥(ごえん)」といいます。


→その2:【治療・リハビリ編】はこちら「摂食嚥下リハビリテーション」へ続く
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