歯周病のステージⅠ〜Ⅳとは?進行度と予防のポイント|越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニック

「歯磨きで血が出る」「歯ぐきが下がってきた」「噛むと歯が動く気がする」。こうした変化は、歯周病のサインかもしれません。

歯周病は、痛みが少ないまま進行することがある病気です。歯周炎の診断では、歯を支える組織の破壊や治療の難しさなどをもとに、「ステージⅠ〜Ⅳ」で分類します。

2027年春、越谷市せんげん台、西大袋エリアに開院予定の越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニックが、各ステージの特徴と予防のポイントをお伝えします。

歯周炎のステージは何で決まる?

ステージは、出血や痛みの強さだけで決まるものではありません。

歯ぐきと歯の付着がどれだけ失われているか、骨の減少、歯周ポケットの深さ、歯周炎によって失った歯の本数、噛み合わせや噛む機能への影響などを、検査で確認して判断します。

ステージⅠ:初期の歯周炎

歯を支える組織の破壊が始まった段階です。歯ぐきの腫れや出血が見られることがありますが、骨の減少は比較的少なくほとんどが無症状です。

早期に発見し、歯磨きの改善や歯石除去などで炎症を抑えることが大切です。

ステージⅡ:中等度の歯周炎

ステージⅠよりも歯を支える組織の破壊が進み、骨の減少が大きくなった段階です。

歯ぐきが下がる、歯の間に食べ物が詰まりやすくなるなどの変化が現れることがあります。

毎日のセルフケアに加え、定期的に歯科医院で歯周ポケット内の汚れや歯石を取り除き、治療後の状態を確認します。

ステージⅢ:重度の歯周炎

歯を支える骨が大きく失われ、深い歯周ポケットや、奥歯の根の分かれ目に病変があるなど、治療が複雑になる段階です。

歯の揺れや噛みにくさ、腫れを繰り返すといった症状が見られることがあります。

歯周基本治療を行い、必要に応じて歯周外科治療などを検討します。歯周組織再生療法が適応になる場合もありますが、すべての歯に行えるわけではありません。

ステージⅣ:重度で、お口全体の機能回復が必要な歯周炎

重度の歯周組織の破壊に加え、多数の歯の喪失や、歯の移動、噛み合わせの崩れなどにより、お口全体の機能を回復するための複雑な治療が必要になる段階です。

ステージⅢとの違いは、骨の減少量だけではありません。残っている歯で安定して噛めるか、噛み合わせを立て直す必要があるか、といった点も関係します。

ステージⅣでも、すべての歯が抜歯になるわけではありません。歯を残せる可能性を検討しながら、歯周治療と噛む機能の回復を進めます。

歯周病を防ぐためにできること

歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨く

歯垢が残りやすい境目を意識し、力を入れすぎずに磨きましょう。歯並びや歯ぐきの状態に合った磨き方を、歯科医院で確認することも大切です。

フロスや歯間ブラシを取り入れる

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に落とせません。歯間ブラシは、隙間に合うサイズを選び、無理に押し込まないようにしましょう。

歯科医院で検査と継続的な管理を受ける

歯石は、ご自身の歯磨きでは取り除けません。歯周ポケットや出血、骨の状態を確認し、必要な治療を受けましょう。治療後も、お口の状態に応じた間隔でメンテナンスを続けることが大切です。

よくある質問

出血がなければ歯周病ではありませんか?

出血が目立たなくても、歯周炎が進んでいる場合があります。特に喫煙している方は炎症のサインがわかりにくいことがあり、検査による確認が必要です。

治療で良くなると、ステージも下がりますか?

歯ぐきの炎症や歯周ポケットは改善することがあります。ただし、これまでに失われた組織や歯の情報がなくなるわけではなく、改善したからといって単純にステージが下がるものではありません。治療後も再発や進行を防ぐ管理が重要です。

歯が揺れていたら、抜歯になりますか?

歯の揺れだけで抜歯が決まるわけではありません。骨の状態、炎症、噛み合わせなどを調べ、保存できる可能性を判断します。揺れが気になる場合は、早めに受診しましょう。

越谷市・西大袋・せんげん台周辺の皆さまへ

越谷みんなの歯科・矯正歯科クリニックは、2027年春、越谷市西大袋エリアに開院予定です。

地域の皆さまが、ご自身の歯で食べる喜びを長く保てるよう、予防歯科やお口の健康に役立つ情報を発信していきます。

歯ぐきの出血や腫れ、歯の揺れなどがある方は、開院を待たず、お近くの歯科医院へご相談ください。痛みが出る前の確認が、大切な歯を守る第一歩です。